2010年11月30日火曜日

ソウル暴飲暴食ツアー


先週末は、古い友達と一緒にソウルまで「暴飲・暴食ツアー」に行ってきました。

なんと2泊3日の韓国旅行で食べた食事は11食、何を考え天然?ってな感じです。しかし、初日の〆にフライドチキンを食べ、美味かったのでおかわりしたのがあだとなり、一気にハラに来てしまいました。やっぱ、〆でおかわりしちゃダメだよなあ・・・。だいたい、〆がフライドチキンってなんなんだよ。

まあ、そんなこんなで初日の夜中からお腹は下りまくり、知人から夜中に電話があったけど、こっちはトイレで忙しくて何を話したのかも覚えてない状態でした。

しっかし、韓国は美味しい!あまりバラエティが無い様に感じるけど、焼き物系と汁物系と混ぜ物系ばっかりで、全部真っ赤の様に感じるけど、でも美味い!

日曜に韓国から帰り、月曜は、米国でコンサルタント会社に勤める知人が来日していると連絡が入り、都内まで会いに行ったんですが、なんと、夜は二人で韓国料理を食べに行きました。



ちなみに、今回泊まったホテルの近くに、20年前私が働いていたビルがありました。懐かしかった。夜に戒厳令が敷かれていた当時、交通のストップした町を警察に見つからない様に何キロも歩いて帰った事や、江南のあばら屋ばかりの開発地で、夏に冷房も無く、団扇で扇ぎながら昼飯を食べた事や、日本人という事だけでいろいろといじめられた事や、ほんと、昔のいろんな事が思い出され、懐かしかった。

2010年11月24日水曜日

宣教師へのサポート


先日、私の通っている教会にアメリカから宣教師の方々がいらして説教をして下さいました。

朝の礼拝ではフロリダからいらしたブラウン先生が「福音の重要性」、夕方の礼拝ではアーカンソーからいらしたモレル先生が「宣教師はどうあるべきか?宣教師を送り出す教会はどうあるべきか?」ということについて話して下さりました。

私の通っている教会は福音の伝道にかなり力を入れており、教会収入の半分もの金額を伝道に使っています。「一人でも多くの人を救いたい」との大義があるから続けられる事であり、この教会の姿勢が、私の会社の社会貢献活動にも大きく影響を与えています。



今日の説教を聞いていて、新たに考えさせられたことがありました。

「宣教師はどうあるべきか?」勿論、福音の伝道により、一人でも多くの人を救う事が仕事なのですが、じゃあ救う為ならば方法は何でも良いのか?という問題があります。

また、「宣教師を送り出す教会、また、その教会の会員はどうするべきか?」ということについてはあまり考えた事がなかった様に思います。確かに、新しい宣教師というのは得てして金銭的にも厳しい状況の中におり、また、どんなに伝道してもなかなか結果が出ず、かなり精神的にも強くなければ続けられない職業だと思います。教会の会員達は、そのような宣教師を金銭的にも精神的にもサポートしなければなりません。


まあ、こんな事を考えていると、私も会社を経営しているものですから、「うちの会社に照らし合わせてみたらどうなんだろ?」と考えてしまいます。

お客様の事を考えずに、何でもいいから注文を取れば良い、というのではなく、どうしてこの生産者にはこの商品が必要なのか?を考えて対応をさせて頂く。これはとても大切な事なのですが、それを全社が知っているのか?理解しているのか?担当者まかせではなく、全社が真剣に取組める体制になっているのか?また、担当者を全社でサポートする体制と意識がみんなにあるのか?

簡単に言えば、何の為に仕事をしているのかを、全社員が理解しているのか?これは生産農場にも言えると思います。パートのおばさん一人一人までが、この事をちゃんと理解するというのはとても大切です。

2010年11月20日土曜日

今年の夏の影響から学ぶ事


今週はシクラメン、ポインセチアなどの生産者を廻りました。

多くの生産者が今年の夏の暑さの影響で、商品に様々な影響が出ています。

まあ、失敗してしまったものは仕方がないのですが、そこから何を学んだか?同じ失敗をしない様にするにはどうするか?

私が学生のときの部活のコーチは「失敗は仕方がない。その後をどうするかだ。」と良く言っていました。

誰でもシクラメンで失敗したら、すぐに次の様な事が頭に浮かぶ事でしょう。
1、失敗したシクラメンをどうするか?
2、売上減少は確実なので、その後の資金繰をどうするか?
3、来年、同じ過ちを犯さない為にどのように対応するか?

1番や2番はその方によって色々な方法があり、ベストの方法を今までの経験で培って来られた事と思われます。

3番に関して、生産者の方々に色々とご意見を伺うのですが、だいたい皆さんは「寒冷紗をもっと意識的に使う」とか「植物を育てるタイミングを変える」とか言われます。どの方も「今年は○○度以上の日が何日続いた為に、肥料の吸収が○○ppm悪かった。だから、来年は温度を○○度以下に抑える努力をして、肥料をppm与えて、通常の出荷になる様調整したい。」のような具体的な数字で言われる方がいらっしゃいません。可能であれば毎朝、毎昼のハウス内温度と湿度、最低1週間に1回は鉢の中の肥料濃度を調べ、記録として残しておかれた方が良いと思います。

「カンでの管理」というのは職人技で、誰でも出来る事ではありません。明確な数字で管理できる様にされた方が、マニュアル化もし易く、パートの方々も働き易いと思います。

また、今年のトラブルの原因の1つに、「あまり多くの品種を作りすぎた」というかたも多くおられたと思います。確かに、とくに技術の高い生産者の方々は、高単価をとる為に色々な“品種物”の生産を好んで取り入れています。しかし、中途半端な数量で違った品種、違った鉢サイズを無数に作れば、ハウス内での管理が大変複雑になります。そこに今夏のような厳しい状況下でのより困難な栽培管理が加われば、完全に“アウト”という方もおられたのではないでしょうか?品種の選定や鉢サイズの選定は栽培環境などに併せて決められた方が良いのではないでしょうか?

2010年11月15日月曜日

ドイツの小さな町


先週ドイツで昼食に立ち寄った小さな町、Miltenberg。なんかとっても古い町並みでかっこいいなあと思っていたんですが、調べてみてビックリ。本当に古い町だった。





このホテル、ツム・リーゼンは12世紀に創業され、現在の建物も1590年に建てられたものらしい。お昼ご飯をこのホテルの1階でとりました。豚のローストとポテトという典型的なメニューだったのですが、まあ、味もほどほど、他の席のおじいちゃんおばあちゃん達の雰囲気が良く、その雰囲気のお陰で合格点、という感じでした。





こちらのパン屋さんは創業1607年、ずっとこの場所でこの建物で代々パン屋さんを営んでいるそうです。す、すごい・・・。



そこで、いったいどれくらいの「老舗」が世界にあるのだろうと思って調べてみました。
「世界の老舗企業」 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5408.html
やっぱりドイツは老舗が多いですね。日本もけっこう健闘しています。

老舗ランキングではなんと上位に日本の会社がけっこういます。
「List of Oldest Companies」 http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_oldest_companies

上の「世界の老舗企業」のページ中で紹介されている韓国銀行の報告には、長寿企業の秘訣として、本業重視、信頼経営、透徹した職人精神、血縁を超えた後継者選び、保守的な企業運用、などが挙げられています。やはり、何事も“王道”ですね。

2010年11月10日水曜日

やっぱ、雪だ!


イタリアの農場を視察に行った後、また、オーストリアを横断してフランクフルトに戻ってきたのですが、イタリアとオーストリアの国境の山中で、やっぱり雪が降ってきました。

一昨日は全然そんな雰囲気がなく、レンタカーをスノータイヤにしてもらったのはお金がもったいなかったかな?と思っていましたが、やっぱりスノータイヤにして正解でした。

しかし、こんなに雪が降っているのにもかかわらず、しかも峠のアップダウンがはげしくカーブの多い道なのに、制限速度が100kmってどういうことなの?

まあとにかく、途中で自爆車などはありましたが、680kmの道のりをなんとか6時間でフランクフルトまで戻ってきました。やっぱドイツのアウトバーンの役割は大きい!山道での遅れを楽に取り戻すことができました。

2010年11月9日火曜日

北イタリアの小さな村

週末にフランクフルトからオーストラリアを横断してイタリアに来ました。月曜に訪問する農場の近くの、メチャクチャ小さな村に泊まりました。写真はホテル前の道路です。



なんと、村に はレストラン2件とピザ屋さん1件しかなく、しかも週末なので、レストランはお休みで、ピザ屋でごちゃごちゃトッピング巨大ピザの夕飯をとりました。

ピザ屋に行く途中、教会があり、お墓もあったので覗いてみました。
 

まあ、赤い小さなランプがお墓中に灯っており、何ともおしゃれな雰囲気を醸し出しています。お墓によってはロウソクも灯っていました。日本の「ひゅ〜どろどろどろ〜」のイメージが全くなく、かっこいい!さすがイタリア!なのか?



今朝、もう一度教会に行くと、いや〜、やっぱりイタリア!やっぱりかっこいい!教会が小さな村の中心にあり、その中のお墓がまるで「みんなの憩いの広場」のようになっています。



死んだ後も、いつもそばにいて、家族の一員として一緒に生活している様な感じが伝わってきました。こういうのいいなあ。

2010年11月5日金曜日

もうオランダ

IFEXが終わったばかりですが、水曜日(11/03)からまたヨーロッパに来ています。



アールスメアで今年から始まったIFTFという展示会に行ってきました。


結果から言うと、展示会としては物足りなかったです。出展しているのはほとんどが切花で、鉢物は胡蝶蘭、アンスリウム、グズマニア、シクラメン、ミニバラくらいでした。

ただ、さすがはアールスメア。業界内の人達が大勢来場しており、あちこちで色々と情報交換をすることができました。さらに、新しい仕事も作ることができました。だから、その意味では◎!

今回は「第1回目」だったのですが、今後どのようになるのか大変興味があります。




また、アールスメアの市場で同時開催されているFlora Holland Trade Fairも視察してきました。生産者のバイヤー向けに出展している展示会なのですが、いや〜、ビックリしました。活気に満ちていて“熱い!”のひと言。

ただ栽培している植物を展示するのではなく、その商品のイメージ作りがちゃんと出来ています。どのブースも大変凝ったディスプレイで、店頭での販売方法の提案がしっかりされています。

ここでも、やはり顔見知りのこちらの生産者何人かと会うことができました。生産者兼ブリーダーの方からは、また面白そうな新商品情報等も頂きました。

やはり、こちらに来て業界内の人達と交わっていると、情報(知識)を得る勉強になり、新商品開拓の可能性もでてきます。




面白いものを見つけました。シクラメンを切花として販売している会社がありました。「花持ちは2週間」とうたっています。生産者の農場では事務所にシクラメンを切花として飾っている方もいらっしゃいますが、これを商品化して販売していらっしゃる方はいるのでしょうか?王道かどうかは別として、消費者への提案としてはとても面白いですよね。