私の通う教会の牧師がアメリカ出張中の為、先週の礼拝は東埼玉教会の木田先生が『愛の負債』というタイトルで説教されました。
「互いに愛し合うことの外は、何人にも借りがあってはならない。どんな戒めがあっても、結局『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』というこの言葉に帰する。愛は隣り人に害を加えることはない。だから、愛は律法を完成するものである。」(ローマ13章8~10節より抜粋)
普通、負債を抱える事は誰でもイヤだし、また、それを取り立てる側もあまり良い気持ちではありません。しかし、そのような返済をする事もなく、返済を要求する事もないのが『愛』だ、そして、お互いがお互いを愛し合うことができれば、その社会に於いてトラブルは無くなる、という話でした。
確かに、親が子供を愛する時、子供は当たり前の様に親の愛情を受けますし、親も子供から見返りを期待しません。今、成人した自分が親に対して愛情を持って接するのも、親は感謝はしてくれますが、当たり前の事であり、何ら親からの見返りを期待しません。
家族だけでなく、友達にも、同僚にも、近所の人にも、取引先の人にも、自分に関わる全ての人に、みんながみんな、そのような気持ちで接することができるのならば、理想的な社会になるんだろうなあ、などと考えていたら、ジョン・レノンのイマジンが頭の中に聞こえてきました。
正直、歌詞の無神論の箇所は嫌いなんだけど、好きな箇所があって、
Imagine all the people living life in peace.........
You may say I'm a dreamer. But, I'm not the only one.
I hope someday you'll join us, and the world will live as one............
写真は、10年前に撮った私の子供です。