2010年1月28日木曜日

IPM


Maison & Objetの後、IPMを廻りました。ここでうちの従業員や取引先の方々と合流しました。まるまる4日間いたのですが、ずっとあちこちの取引先と話がつづき、あまり見学する事はできませんでした。でも、いろんな人たちと話ができたので、現在のヨーロッパの状況は何となく感じました。
種苗会社はどんどん新規の取引先を探しているように観られました。生産者は、勝ち組と負け組がより鮮明になってきました。ただし、勝ち組が生産している植物はありきたりのものです。園芸店には消費者は足を運んでいました。でも、財布の紐は固いとの事です。つまり、「王道を行く仕事でなければ、勝てないという事だ」と感じました。

2010年1月23日土曜日

Maison & Objet


せっかくブログを再開したのに、三日坊主どころか一日坊主になってました。
さて、先日、パリのMaison & Objetという展示会を視察に行ってきました。生活用品からギフト用品までの総合ショーとでも言うのでしょうか、私は園芸雑貨を観たかったのですが、あまり仕事になるようなものはありませんでした。IPMに出展している業者はMaison & Objetでは見かけませんでした。IPMとクリスマスワールド(クリスマス専門見本市)の二つに同時に出展している業者はあるのに、やはり、この展示会自体が園芸業界には実務的でないという事なのでしょうか?
しかし、色の使い方や素材の使い方など、大変勉強になりました。「センスを磨く」ってのは、何でも経験することが良いですね。また、色やテーマの先取りができたのは収穫でした。
日本人が結構いましたが、みんな業界人の様に見えました。黒尽くめの服だったり、やけに分厚いマフラーだったり、みなさんかっこ良かったです。

2010年1月4日月曜日

2010



明けましておめでとうございます。

昨今の経済状況が園芸業界を直撃している事は、皆様も十分に実感されていることと思います。もちろん弊社も例外ではありません。しかし、私は今の状況を新たな挑戦であり、チャンスであると考えています。

今日は弊社も仕事始めでしたが、従業員たちと確認しあった事があります。

どのような状況下にあっても、売上目標や利益目標を先行させるのではなく、私たちは常にお客様の満足、取引先の繁栄を願い続ける。その結果として、仕事をもらえるのだということを絶対に忘れてはならない。

私たちの理念が実証される絶好のチャンスだと思っています。

私が生産者の方々や海外の取引先の方々の顔を思い浮かべる時、その方の顔は必ず笑顔です。その笑顔が私をとても幸せな気持ちにさせてくれます。そして、その方のために何かをしてあげたい、という気持ちになります。


あなたがたは自分の持っている確信を放棄してはいけない。その確信には大きな報いが伴っているのである。神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。

(ヘブル人への手紙 10 : 35 ~ 36