2011年3月29日火曜日

Roger's Gardens




本日はロスアンジェルスの南にある、あの有名なロジャーズ・ガーデンズに行ってきました。感想は、園芸が好きとか嫌いとかそんなことは関係なく、とにかく楽しい!全く飽きない!何時間でも遊べる!まるで、公園とテーマパークとバラエティショップとその他いろんな楽しい場所が全部一緒になった様なお店でした。(語彙が少なくてゴメンなさい)

以前のブログに書きましたが、「専門店のするべきことは、消費者に、特に園芸ビギナーにショッピングを楽しんでもらうこと、植物を楽しんでもらうこと、そのための演出とサポートをすることではなかろうか」と書きましたが、この言葉がそのままぴったり当てはまるお店でした。休日に家族と一緒に、または友達と一緒に、または恋人と一緒に、もちろん一人ででも、ぶらりと行って何時間でもそこにいる時間を楽しめる、別に花を買うのが目的でなくても、そこにいるだけで楽しい時間を送れる。私も、ぶらぶらしているだけで、あっという間に2時間も滞在してしまいました。いろんな花を見たり、雑貨を見たり、本を読んだり、椅子に座ってぼんやりしたり、お店の人と話をしたり、ここはガーデンセンターなのだろうか?日本でも、いろんなお店が入っているショッピングモールでぶらぶら時間を過ごした経験は皆さんあると思いますが、そんな感じでした。

楽しい!楽しい!楽しい!で、リラックス!それだけです。(ほんと、語彙が少ないな)

2011年3月28日月曜日

カリフォルニア・パック・トライアルズ



現在、カリフォルニア・スプリング・トライアルズに来ています。このトライアルは各ブリーダーの来期に向けた取組みを具体的に見ることができるので、各種苗会社の動向と、業界全体の進んでいる方向とトレンドを理解するのにはとても大切なトライアルです。

もう、品種的には出尽くしたのかな、と、思っていたのですが、育種の力はすごいもので、多くのブリーダーが素晴らしい品種をまだまだ出してきています。アメリカという場所柄、ガーデン商品には特に力が入れられており、暑さ対策、寒さ対策、管理のし易さ、栽培のし易さ、いろいろな方向で更に魅力的な商品が出てきています。勿論、消費者トレンドも重要で、その辺もしっかり把握されているのには、改めて驚かされます。ちなみに、上の写真は、来期から販売する黄色いスカエボラです。綺麗ですね。


また、このトライアルは、弊社の取引会社の方々と情報交換をする場所としても重要です。今回は、震災の後ということで、会う人、会う人、皆さんから心配の言葉や励ましの言葉をもらいました。本当に嬉しかったです。更にモチベーションが上がらざるを得ませんでした。

もうすぐ、来期の準備に取りかかりますが、もっともっと、頑張りたくなりました。

2011年3月19日土曜日

セーブ・ザ・チルドレン:ネパール視察

今回の震災はあまりにも酷すぎて、何の言葉も出ません。私は「どんなことにも意味はある」と考える方ですが、この震災についてはどの様な意味があるのか、理解するのがとても困難です。

大変嬉しかったのは、海外の取引先の方々より、大変多くの励ましのメールがあったことです。50人以上の方々よりメールを頂き、「こんなに多くの人達に思って頂いているんだ」と本当に感謝しました。

さて、私は今ネパールに来ています。セーブ・ザ・チルドレンの活動視察です。この視察は以前から計画しており、本当は先週末に来るはずだったのですが、地震があったので、若干延長しました。本当にタイミングが悪く、来るかどうか迷いました。しかし、やはり私は信念があってセーブ・ザ・チルドレンの活動を支援させて頂いていますし、地震のために立ち止まっているよりも、「先に進まなければならない」と思い、来ることにしました。

今回は、ネパールの地元NGOとの連携による児童労働者へのサポート、地元政府との連携による妊婦と新生児に対する厚生事業改善、これらの現場を視察してきました。



ネパールの人口は2,830万人。その45%にあたる1,270万人は16才以下だそうです。そして、なんとその約1/4にあたる300万人の子供達が“児童労働者”だそうです。そして、なんとネパールの国のGDPの10%がこの子供達の労働によるものだそうです。子供達の労働がこれだけGDPに影響を与えているので、政府としても厳しく取り締まることができないのが現状だそうです。

この状況の中でSCが地元NGOとタイアップしてできることは、子供達が働きながら勉強できる様に工場の近くにフレキシブル・タイムの学校を運営したり、子供達の健康管理をしたり、子供達が働いて作ったお金が親や大人達に詐取されないように子供バンクのサポートをしたりしています。このプログラムの現状を勉強する為にレンガ工場と石切場を視察しました。ここで働いている子供達は5才から16才です。

これがレンガ工場の写真です。


ここで子供達が仕事をし、生活をしています。







次の写真は石切場の仕事場とそこで仕事をする子供達の写真です。







次に、山岳地帯の助産婦さん達を訪問しました。この山岳地方には80の部落があり、そのうちの20の部落には既に出産の為の施設があります。この施設では妊婦のケア、出産の幇助、産後のケアを行なっています。その施設を作り助産婦を育成したことにより、女性の出産のリスクを大幅に減らすことに成功し、新生児の生存率を大幅に改善することに成功しました。

この方達が助産婦さん達です。



このような山岳地帯に多くの部落があり、多くの部族の人達が生活をしています。






また、SCは日本国内の活動にも積極的です。現在は、東北地方太平洋沖地震で被害にあった子供達のサポートをしています。→こちら

2011年3月8日火曜日

前原外相が辞めちゃいました


先週も生産者をずっと訪問し続け、さすがに疲れがピークに達したのか、週末には熱が出てしまいました。

そんなことはどうでもいいんだけど、このバーベナを見て下さい!ウェストホフの新商品、ブードゥースターです。花も草姿もとてもきれいです。しかも、「一株でこのボリューム」ってどっかのペチュニアの宣伝文句みたいだけど、これが一株なんて本当にすごすぎる!育種の力って本当に素晴らしいですね。

この新しいバーベナを既に生産されている生産者がいらっしゃいまして、既に完売で、追加生産をする予定だそうです。巷の景気の状態とは裏腹に、この様に景気の良い話もあるところにはあるもんなんですね~。来年はこのバーベナ、ヒットするのかなあ。

話は変わりますが、前原外相が在日外国人の献金問題で辞任しました。どうなんでしょうね?25万円の献金が、しかも、在日外国人と知らずに頂いた献金が、一国の外相が辞任する程の大きな事件なのでしょうか?それとも、この問題をそんなにクローズアップして重要視する程、日本は小さな国なのでしょうか?

たぶん、これが小泉前総理だったら「そんなの分かる分けないだろ!しょうがないじゃないか!」でピシャリと終わりにしちゃったと思うんですが、なんか、責める野党も恥ずかしいけど、受ける与党も情けなくて恥ずかしい・・・。

よく政治家は「民意を問う」という言葉を使いますが、その結果、新しい内閣が発足するわけです。それが民意なのですから、政党を超えて一致団結して目標達成の為に努力するべきなのに、「民意」を無視して野党は内閣をつぶすことに躍起になる。日本を1つの会社に例えるなら、社内の派閥争いで足の引張り合いをしているあいだに会社の経営状態がどんどん悪化し、「お前のせいだ!」と罵り合ってばかりで、改善策を打ち出そうにも打ち出せず、やっと出来上がった改善策も施行する前につぶされてしまい、結局会社を救うタイミングを逃して最終的に経営破綻する。そんな会社に愛情を抱く社員がいるのでしょうか?情け無さすぎる・・・。