2011年6月26日日曜日

ヨーロッパ出張

2週間程、FlowerTrials2011の視察や育種元への訪問でヨーロッパに行ってきました。
FlowerTrialsでは、個人的にはキェンツェラー、ウェストホフ、ダンジガー、GGG、コッペが楽しかったです。


キェンツェラーは品揃えも提案の仕方も素晴らしく、トライアルのお手本でした。もしも自分がトライアルを行なうのであれば是非参考にしたい見せ方でした。取り扱い品種も他の種苗会社がみんな持っている品種だけにとどまらず、ガーデニングを楽しむ為に必要な品種を揃えており、消費者目線の商品構成である事がとても気に入りました。日本では弊社は取り扱いはありませんが、小売店にとってとても売り易い商品が揃っています。
写真は、弊社でも取り扱っているレイモンド・エビソン氏のクレマチスです。




ウェストホフはカリブラコアの育種で有名で、生産者としての質も高いので品種の勉強だけでなく栽培技術の勉強もできます。今回は、カリブラの新色だけでなく、バーベナの新色や、育種途中の品種のチェック等をしてきました。この会社は「えっ!」というサプライズがあるので好きです。
写真は、来シーズン弊社でも扱う黄色のスカエボラです。



ダンジガーは以前は商品数は少なかったのですが、近年、キェンツェラー同様に消費者が必要とする商品構成を考えてきており、「これ+あれ=こんな寄植え」といった提案ができます。しかも、しかもセンスの良い商品構成になっています。弊社でも多くの商品を扱っています。フィールドトライアルを見せているので、実際のパフォーマンスが分かり、参考になります。
写真は弊社が新たに取り扱う、意外と人気のあるラミウムです。





そして最後はやっぱりコッペです。個人的にも大好きなコッペ社のベゴニア。今回紹介された新しい黄色は花の八重率も高く濃い葉色とのコントラストが素晴らしい、コッペ社独特の草姿の品種です。また、全く新しいシリーズの「サニーサイド・アップ」(目玉焼き)は笑っちゃうけどインパクト抜群で、大受けする事間違い無しの品種です。パテント申請の関係で、日本には再来年の紹介となると思います。
日本では過去にベゴニアのパテント管理が全くされておらず、違法増殖が当たり前の様にはびこっていました。誰でも簡単に苗を輸入できたのが原因だったのです。現在は、育種者の権利を守る為に、コッペ社の新しい品種に関しては弊社のみが日本国内に輸入をし、ラベルを義務化し、パテント管理を始めています。違法増殖をしている生産者には、育種者の権利を理解して頂き、育種の力がなければ営利生産者は仕事ができないという事をちゃんと理解して頂きたいと思います。
写真は説明無しで一発で分かってもらえると思います。




その他にも、弊社が新しく扱い始めたウェットマンピンクス社に行ってきました。同社はFlowerTrialsには商品しか出品していなかったので、イギリスの育種農場に強行で行ってきました。オランダから午後に飛行機で飛んで、夕方に農場を訪問し、翌日早朝の飛行機でオランダに戻るという、「4時間の国内移動と宿泊込みでのイギリス滞在15時間!」
しかし、行って良かった!ピンクスの素晴らしさを十分に堪能してきました。弊社の来期用カタログに掲載されている品種は勿論、その後の品種も確認をしてきました。日本人に好まれるピンクスは、今後の期待値「大」です。

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