2011年12月12日月曜日

タカマツ・スクール2012

宣伝です。

恒例となりました、高松商事主催のタカマツ・スクール2012が2月の24日に開催されます。今回は大奮発をして、海外からの講師を2名お招きします。



『タイトル:デンマーク生産者のマーケッティング手法』
まず、現在、世界中でもっとも有名な育種家兼生産者の一人、ポール・グラフ氏。大ヒット品種、ハイビスカス『HibisQs』ロングライフ・シリーズは昨夏ヨーロッパ、アメリカ、日本において大きな反響を呼び、夏の停滞する鉢花マーケットの活性剤となりました。しかし、同氏を有名にしたのはそれだけが理由ではありません。彼は、育種農場と生産農場の他に、マーケッティング会社、資材卸会社も経営しています。また、デンマークの優良生産者のみで作る生産者グループのとりまとめをして、他の生産者への経営指導も行なっています。

今回、同氏には、どの様に生産者はマーケティングするべきか?自社農場商品をブランド化する為に最も重要なことは何か?などについて、彼の経験を踏まえて説明して頂きます。



『タイトル:園芸業界の未来』
今回のメインスピーカーとして、欧米で最も有名と言っても過言ではない、園芸コンサルタントのジョン・スタンレー氏もお招きします。同氏は欧米の多く国々に於いて、多くのガーデンセンターの経営をサポートして来られました。そして、その豊富な経験から得られた知識を基に、毎年世界各地で専門店向けの勉強会を行っています。専門店経営者の中で、彼の人気は絶大です。私も、今までイギリスやアメリカで彼の勉強会に何度となく参加してきました。

今回は、専門店経営のルールに基づき、異業界での動向と併せて、今後、専門店はどの様に変化していくかの予測と、その中で生き残っていく為の明確な行動計画について説明して頂きます。



『タイトル:親から子へのスムーズな事業継承』
また、昭和30~40年代に始まった現在の園芸業界は、今まさに世代交代の時期に差し掛かっています。私どもも、多くの生産者や経営者の方々との話の中で、親世代からも子世代からも、この問題について頻繁に話を聞かされます。創業者はどの様に後継者に経営を引き継げば良いのか?後継者はどの様に経営を後継していけば良いのか?多くの片が抱えるこの問題について、弊社でも長年お世話になっている株式会社タナベ経営のコンサルタント、村上幸一氏にお話を伺います。

御三方とも、私が大変尊敬する方々で、弊社の経営に大きく影響を与えて下さっています。現在の私たちのイチバンの課題は『マーケットの維持』ではなく、『マーケットの拡大』にあります。そのためには現在消費の中心となっている中高齢者の次世代の人々に参加して頂けねばなりません。そのために、生産者や専門店がこれから何をしなければならないのか?について一緒に考え、一緒に勉強する場にしたいと思います。

参加ご希望の方は、私までご連絡ください。

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