弊社の勉強会が終わってから、毎日販売店と生産者を廻っています。販売店は東京郊外や北関東のガーデンセンターと都内の専門店とフローリストを廻りました。生産者は北関東から関西まで廻っています。この10日間で、販売店を10件と生産者を16件廻りました。やはり、現場に出向き、現場の人達と話をするのは大変勉強になるし、大変楽しいです。やはり、現場にはいろんな情報があります。何をすれば良いのかを明確にする為には、やはり現場に出向くのが一番です。
さてさて、ペラルゴニウム・エンジェルアイズは今年も安定した値段で販売されている様です。どの生産者も素晴らしい品質の商品を作られていますが、面白いのは各々の生産者が独自のマニュアルを作られていることです。矮化剤の使い方や温度のかけ方等、本当に様々な管理方法をしているのですが、みなさん自分に一番作り易い方法を取得されていて、そして、出来上がった製品はどれも素晴らしいです。
同様に新しいペラルゴニウム、キャンディーフラワーも様々な管理方法が試されています。不思議なのは、生産者により、品種間の格差に若干の違いが見られることです。品種間の格差というのも栽培環境によって変わるものなのか?晩生の品種が更に晩生になるとかいうのなら理解できるのだけど、晩生の品種が中生になる?ものなのか?えっ?という感じです。
ただ、みなさんと話していると、「どうして売れないんだろうなあ?」「日本はこんなに人口がいるのに、どうして花の販売量がこんなに少ないんだろうなあ?」という声をよく聞きます。先日の話の様に、やっぱり園芸ビギナーを増やす工夫をしないとダメだよなあ、とつくづく感じました。