2011年7月5日火曜日

培養土



先週は久し振りに生産者を廻り、熱い話に盛り上がってきました。やはり現場の声は最高です!

さて、そんな中、一人の生産者と培養土の話になりました。「水持ちの良い培養土」と「気相率の高い培養土」。まあ、当たり前の話なのですが、通常は水持ちの良い培養土は気相率が悪く、気相率の高い培養土は水持ちが悪いです。生産者によっては水切れを起こさない様に水持ちの良い培養土を好みます。生産者によっては根の生育が良い様に気相率の高い培養土を好みます。

勿論、栽培している植物にもよるとは思いますが、皆さんはどちら派でしょうか?私は後者を選びます。なぜなら、営利生産に適しているからです。どんなに「消費者の事を考え」消費者の管理し易い物を提供しようと思っても、それにより生産が難しくなり、製品原価が上がり、消費者の希望よりも高い商品になってしまっては意味がありません。まずは消費者の買える商品を提供する事が第一だと考えます。それができた上で、その上のレベルの商品を考えれば良いと思います。

まあ、異論はあると思いますし、正解は1つではありません。あくまでも素人の私見です。しかし、頭ガチガチの固定観念で固めるのではなく、いつも当たり前に思っている事に、ちょっとでも「?」を入れてみる事も良いのではないでしょうか?

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