今月もアメリカに来ました。イリノイ州~ウィスコンシン州のガーデンセンターを廻り、シカゴで開催される Independent Garden Center Show で販売店向けのセミナーを受ける為です。
週末に専門店を数件廻りました。8月中旬の全く時期外れな時にも関わらず、やはり評判の良い店は頑張っています。
アメリカも日本と同じで植物の売れる時期は春と暮れです。しかし、その他の時期も売上を作らなければなりません。以前は閑散期は開店休業の様な状態だったのですが、最近は色々仕掛けをして少しでもお客様にお店に来てもらえる様な試みをしています。
それは何か?簡単に言えば、植物以外の商品を充実させています。植物を大幅値下げしてお客様の目を引き、来店したお客様にいろいろな物を買ってもらう、という方法の様です。ですから、店内には園芸資材だけではなく、洋服、靴、アクセサリー、インテリア、食品、などが店内売場に充実しています。3カ所の専門店に伺ったら、どの店もこれらの商品の売上が全体の売上に占める割合は15%位あるそうです。
すごい・・・。
勿論、どの店も植物の販売・ガーデニング愛好家を育てる努力は素晴らしいです。でも、それだけでは食べられないので、「食べる為にはいろいろな物を売るしかない。」ということだと思います。
どんな仕事でも、夢だけでは生きていけないんですね。
全米で2位の規模を誇る専門店、ステイン・ガーデンズの写真を貼付しておきます。
一年草は綺麗なんですが、みんなセールのタグがついてます。
シュラブの類いは夏でも売れるので、値下げしていません。
向こうの端までみんなキャンドルです。
雑貨の棚が果てしなく続いていました。
レジ周りはまるでスーパーですね。
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