2011年8月22日月曜日

ビリー・グラハム・センター・ミュージアム




週末はシカゴ郊外にあるビリー・グラハム・センター・ミュージアムに行ってきました。このミュージアムはアメリカで有名なキリスト教大学、ホイートン大学のキャンパス内にあります。私の甥っ子がこの夏にホイートン大学に入学したので、激励(彼は初めて一人暮らしをするんです)と美味しい食事のごちそう(これから暫くはあまり上手い物は食えないだろうから)を兼ねて行ってきました。



ミュージアムはアメリカのキリスト教の歴史と伝道者の歴史が紹介されています。1620年にイギリスから移民してきた「ピューリタンの生活」、「開拓時代のインディアンへの布教」から、ビリー・グラハムの世界伝道に至るまで、細かに、丁寧に紹介されています。



ビリー・グラハム・センター・ミュージアムの建物です。



ピューリタンが移民当初に作った自分たちの法律書、“Blue Laws"です。



インディアンに布教する為に作った聖書です。



1620年、ピューリタンがイギリス国教会の束縛を逃れ、信仰の自由を求めてメイフラワー号でアメリカに来てから334年後、ビリー・グラハムがイギリスに伝道に行きました。彼が1954年にイギリスのウェンブリーで行なった説教には122,000人が集まり、10,000人が信仰告白をしたそうです。スゴい!



ただ、私がビリー・グラハムを好きかどうかというと「?」です。確かに素晴らしい伝道者なのですが、2つ受け入れられないことがあります。ひとつはキリスト教の伝道をアメリカのショー・ビジネスにしてしまったこと。もうひとつは政治への介入です。歴代大統領(オバマさんも含めて)は彼と親しくすることにより人気を得ようとしました。数々の戦争を国民に対して正当化しようとしました。この2点が、どうもイマイチ、納得していません。

「じゃあ、何で見に行ったんだよ?」と思われるかもしれませんが、そこはやっぱり、日本人のミーハーなところです。

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