Independent Garden Center Show のセミナーを受けてきました。
このセミナーは、専門店向けのセミナーで、今回も良い勉強ができました。
いくつかのテーマに分かれてクラスがありました。私は初日は「園芸店のレイアウト」のクラスを取りました。道路からの見え方、店内の動線の作り方、スペースの使い方、などなど。私たちが園芸店の方々とディスプレイの話をする時に使える、たいへん具体的な内容でした。
2日目からは「アメリカの今後のガーデンセンター」について学びました。今からアメリカのガーデンセンターはどの様に変化していくだろうか?販売店はどの様なことをしていかなければならないのか?についてのクラスを取りました。その中で一番のポイントはフェイスブックやツイッターに代表されるソーシャルメディアの利用だそうです。
1つの例を挙げると、実店舗だけではなく仮想店舗が必要になる。その仮想店舗と自分の実店舗をどの様にリンクさせるか?
1つの例を挙げると、実店舗だけではなく仮想店舗が必要になる。その仮想店舗と自分の実店舗をどの様にリンクさせるか?
確かに、現在は実店舗で商品を探して、情報も店頭でポップや店員からの限られた情報ですが、仮想店舗の中ならば店内で扱われている商品の検索も楽にできますし、情報も他の情報サイト等を利用すれば、その植物の楽しみ方、評判等、いろんなことを知ることができます。ただ、その仮想店舗からどの様に実店舗に人を連れてくるか。そこには昔からのアナログが必要になるわけですね。パソコンやスマートフォンでは提供できない物が実店舗で必要になるわけですね。
まあ、こんな感じのクラスをいくつも取りました。毎回思うのですが、こんなセミナーが日本でとれれば、みんながもっと勉強できるし、こんな時間とお金を使ってシカゴの方まで来る必要もないし、いいんだけどなあ。
セミナーの開会式がとても印象的でした。オープニングには、ステージに大きく映し出された星条旗の下で、マーチングバンドがテンポの速い軍歌を演奏しました。その後、司会者が神様に祈りを捧げてから開会式が始まりました。日本に置き換えれば、日の丸が映し出されて軍歌を演奏する、ということになります。日本ではこれが「右翼的行動」と見られてしまうわけで、「愛国心」にならないんですね。アメリカでは町中に星条旗が溢れていますが、日本では日の丸の旗をあまり見ません。たぶん、ほとんどの日本人は日の丸の旗を持っていないと思います。私も持っていないので、今度買って来ようかと思います。「右翼」ではないですよ。「愛国」です。
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