2011年9月3日土曜日

17期もやっと無事に終えることができました



弊社は8月が年度末になっており、今週は弊社の経営ドックをまるまる2日使い行ないました。一年の反省をし、この一年の経験を基に、新しい年度に向けてスタッフみんなで「どの様に生産者の皆様に喜んでもらえる仕事ができるか?」について話し合いました。いろいろなアイデアが出て、大きな希望を語る人、更に大きな希望を語る人、逆に、控えめな希望を語る人、でもみんな、生産者の事、取引先のことを真剣に考えているのがよく分かりました。

まあ、希望を現実にできる様、みんな頑張るわけですが、可能性があるかないかよりも、スタッフ個々の気持ちが再確認でき、一致団結して新しい取組みに取りかかれる事をありがたく思いました。



去年の9月から今年の8月までの一年を振り返ると、正直、ハラハラドキドキの一年でした。冬場の生産原価の高騰を気にして冬越しの生産を控えた人、出荷の鉢サイズを小さくして苗の納期を遅らせた人、そんな生産者の影響で、秋の苗納品時期が弊社の予定よりも大きくずれ込み、とてもハラハラしました。しかし、いつもより2ヶ月遅れで納品のピークが来たので、やはり全体的に出荷鉢のサイズダウンが出てきているな、などと思いもしました。

春には、あの東日本大震災がありました。東日本の多くの生産農場が被害を受け、小売店の売上も一時どん底に落ちました。その後の生産者の心理的な影響から苗のキャンセルなども入りました。「ああ、これはもうダメだ」とも思いましたが、その一方で「うちの会社は神様に守られている」という強い確信もありました。

案の定、その後の売上の回復に助けられ、終わってみれば、大きな飛躍こそはありませんでしたが、なんとか社員みんなが笑顔で年度末の経営ドックに臨め、新期に向けて前向きに事業計画を立てることができました。


本当に、感謝です。


「主の目は正しい人をかえりみ、その耳は彼らの叫びに傾く。」(詩編34:15)

0 件のコメント:

コメントを投稿