今週は九州の生産者を訪問してきました。
九州の生産者もやはり北海道と同じ様に「どの様に売るか」を本当に良く考えて頑張っています。
北海道に比べれば地元のマーケットは大きいですが、それでも限られたマーケットであるので、広島、大阪、愛知まで出荷しており、場合によっては東京までも出荷している様です。
だいたい誰でも察しがつくと思いますが、九州の生産者にとっての大敵はやはり『夏の暑さ』です。
大分県にある飯田高原(関東の戦場ヶ原みたいなところ)は以前は宮崎からシンビジウムの山上げが行なわれていたそうですが、シンビジウムの価格下落と生産者の高齢化に伴い、だんだんと飯田高原のハウスに空きが出てきました。そして、ここが今、花卉生産者の草花の夏越しの場所として開けてきているそうです。私がお邪魔したハウスでも、シクラメンが元気に育っていました。
また、別の場所になりますが、準高冷地にもかかわらず、ハウスに冷房を入れ、夏の間でも夜温を16℃までさげてベゴニア生産者の農場を訪問しました。勿論、素晴らしい商品に仕上がっており、注文で東京まで送っているそうです。
当たり前の事ですが、ここでもやはり環境設定の大切さを再認識しました。
熊本のある生産者の農場で『苔島』なるものを見てきました。この生産者はネットを通して苔島の企画商品を販売しており、東京の専門店やデパートなどにも卸しています。かなりきれいです。確か、園芸業界でも『水』は1つのキーワードになるだろうと、どこかで聞いたことがありますので、時代に乗った商品かも知れません。確かに、このところお店で睡蓮なども随分見かける様になりましたものね。
この『苔島』、私も今度ネットで購入してみようと思います。
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