今週も生産者を廻っています。
青梅の方でポインセチアを長年生産されている生産者を訪れました。この方は私が最も尊敬する生産者の一人であり、毎年年末には近状報告とご挨拶を兼ねて伺います。
今年は、やはり夏の暑さの影響で一部の品種が被害を受けていましたが、それでもいつもと同じ、一目見て華があり、「持ちの良い」健強な作りになっており、固定客の期待を裏切らない商品に出来上がっていました。
この方は、春作もマリーゴールドを安定して生産出荷しています。3月から5月まで、長年の固定客の注文に応える為に、毎年決まった数量を決まった週に出荷しています。
日本におけるポインセチア生産の草分け的存在のこの方は、ポインセチアとマリーゴールドだけを作っているのですが、如何に生産効率を上げるか、如何に新しいマーケットを作ることができるか、常に経営の改善、新しい商品及びマーケットの模索に余念がありません。
以前のブログで老舗の条件について書いたのですが、この農場も、本業重視、信頼経営、透徹した職人精神、など、長く安定して経営する為に必要な事柄を実直に守られていると思います。
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