今日は仕事をさぼって、エルサレムの観光をしました。
私たち日本人は「エルサレム」と聞くと「キリスト教」と思いがちですが、実は宗教のるつぼであると知り、ビックリしました。聖墳墓教会の中やその周りに多くの宗教が混在しているのは、不思議な感じです。
イエスが最後に十字架を背負って歩いたヴィア・ドロローサが、時々若干ルートが変わるとガイドの方が話してくれました。ただ、そのルートが大事なのではなく、イエス・キリストが実際に存在し、そのような事実があったことが大事なのであり、私たちがその事実を忘れないことが大事なのだ、と思います。
人間はとても小さな存在であり、助けがなくては生きていけません。その助けを世界中の多くの人々、多くの宗教が、このエルサレムに求めている。改めて「神」、「キリスト」の偉大さを実感しました。そのことが原因で、今まで多くの宗教戦争がこの地で行なわれてきたことにも、大きく心を痛めます。
ガイドの方が言っていた笑い話があります。
日本からクリスチャンのグループが観光に来るのだそうですが、イエスのゆかりの地で聖書に基づいた話をはじめると、すぐに泣き出すそうです。いやっ、これ、なんか分かります。
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